2015年9月27日日曜日

フランスに行くの巻き③旅の道のりを決める

目黒の学芸大学でチネイザン(気内蔵療法)をしているホリスティックナースの日々のあれやこれや

そもそもこのフランス旅行の目的は、私の子宮頸部癌かもしれない・・・というところから、夫が
ルルドの泉に行って、私の身体を治しに行こうという想いからだった。


ルルドの泉とは、ピレネー山脈の山麓にある小さな都市ルルドで、難病の奇跡的治癒の恩寵の場として、世界的に巡礼者の集う場所である。
                                    聖地ルルド

夫はこの旅の目的を、私の身体を治す癒しの旅と称した。


彼のその想いは嬉しかったし、思いがけないフランス旅行に胸躍らせ、今回のフランス旅行に際し、私にしては、かなりいろいろと調べた。


マインドフルネス瞑想の合宿にいった私達としては、ルルドに行った後には、ティック・ナット・ハンのいられるプラムヴィレッジに行こうと軽く考えていた。http://plumvillage.org/


ところが、頼みの綱である日本人のシスターや、大御所のブラザー達はちょうど海外に行ってしまうとのことで、これは別な場所へ行けということなのだろうと思い、プランを練り直した。


本を読み・・・・・

                   みよ!この膨大な本の数々・・・・・



ネットを検索・・・


すると、南フランスの方のマリア様をめぐる巡礼ツアーをしている人たちのお話しにヒットした。


ルルドから、南フランスの方へ、500キロほどあるマグダラのマリア様が33年間瞑想をし続けた洞窟を巡礼し、パリに戻るという計画を考えた。


そこで、この計画が可能かどうかを飛行機の手配をした旅行会社に尋ねると、そこまでは、レンタカーでないと行けないとか、ちょっと難しいとの返事が返ってきた。


どうも、私が想っている以上に面倒なルートだということが分かる。
ブログの旅の情報だと、ホテルの名前や、ちゃんとした名前がわからず、調べるのが難しかった。何せマニアックな場所・・・・。日本でいう鳥取県の山の中の神社に行きたいと言っているようなもの。。。旅行のガイドブックにはあまり書かれていなかった。

他の旅行会社に聞いてみると、
「道はつながっているわけですから、行けないことはないですよね?
 ただ、どこまで本気で行きたいかってことになりますよね。
 2日間で8万円の日本語の通じるドライバーのタクシーを手配することもできますけど。
 考えてもみてください。日本で一日タクシーを借り切ったら、お金かかりますよね?」
とのキツイことを言われた。


しかし、この旅行会社の人と話したことで、巡礼のその地の名前が分かったことと、なんとか電車を乗り継いで行けることがわかった。

そして、難しいと言われれば言われるほど、燃えるのが私の火の性質。
ぬおーっ!!!!絶対に行ってやるー。


旅の情熱がふつふつ湧いてきて、巡礼ルートが決まった。


1日目・2日目 ルルド
3日目 ルルド~ ル・レンヌシャトー(ダヴィンチ・コードのお話の元となったソニエール神父の眠る謎の多い教会のある場所)
4日目 サント・マリー・ドウラメール(黒マリア様のいる海の街)
5日目 マルセイユ経由でサント・マクシマム(マグダラのマリア様の頭蓋骨の眠る大聖堂のある場所)
6日目 サント・ボームの洞窟(マグダラのマリア様が33年間瞑想をしつづけた洞窟)
7日目・8日目・9日目 パリ

このルートを決めた時点では、この道のりが、ギリギリで、かつレンタカーを使うという暴挙にあまり恐れをなしていなかった。

あとから、やっぱりこれ大丈夫か~?!と想いつつ、いよいよ日本を出発した。


④いよいよルルドに~につづく




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