また父親からのいつも言われ続けた「一生懸命やれ」という言葉の呪縛があって、自分が一生懸命相手に尽くせば、いい結果が返ってくると期待をすてられなかった。
そういったことを繰り返し、この事象について気付いてきたが、姑との関係性は、本当に根本的な在り方を変えないと難しい状況にあった。
愛魂は、ただその相手に対し、一瞬「愛する」「愛しいとおもう」スイッチに変えればよいので、可能性を感じた。
「ただ愛すればいいんだよー」という言葉を思い出し、姑といる時間には、「愛する」スイッチへと変換するように心がけた。私が最も得意とするマッサージという技術をつかって、毎日姑へ愛魂の実践をはじめた。
1か月もすると、姑は「幸せだわー」というようになり、心からの笑顔をみせるようになった。
一番驚いていたのはパートナーであり、「あの母を変えた・・・・」と喜んでいた。
愛に勝るものはないと、姑をとおして学んだ。
愛魂の実践なくしては、姑を看取るのは難しかったのではと振り返る。
そんな姑との想い出を想い出しながらの久しぶりのお稽古では、はじめに組む相手と「背中合わせ」をし、それから技をかけあう。この背中合わせは、相手との境界線をこえやすくし、同調しやすいのだという。
自分よりも大きい体を力で倒そうとすると、それは難いが「ありがとう」という想いがうまく伝わると、相手を倒すことができる。
なかなか技がかからないと、いつも助けてくれる吉野さんは
「動かせないって思っているでしょ。可能性をブレーキするのは、他の誰でもない自分なんだよね。鼻で呼吸してごらん」とアドバイスをくれる。
その呼吸がリセットのボタンのように、私は大きな体の吉野さんを、よろめかすことができた。
愛魂する時、抵抗するよりも相手をふわりと受け入れる感覚がある。この受け止めてもらう感覚が、相手に伝わることが何よりも大切なのかもしれないと改めて思う。
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【予約可能な日時】※サロン改造中につき、施術できる日時が限られております
8月 9日(日) 13時~
8月11日(火) 10時半~ 13時半~ 16時~ 19時~
8月18日(火) 10時半~ 13時半~ 16時~ 19時~
時間の前後は調整できます。
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