目黒の学芸大学でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースの日々のあれやこれや
私がはじめての海外旅行に行ったのは、看護学生時代に友人に連れていかれたインド旅行。今から20年近くも前のことになるので、やはりインドは暑くて、熱くて厚かましいくらいに面白かった。
布にくるまれていた死体の匂いもかいだことも、ガンジス河で人が焼かれていくのをみたことも、マザー・テレサの死を待つ家で、世界中の人たちとボランティアをしたことも、全てが新鮮だった。
インドにいて惹かれたものの一つに「kama sutra」がある。古代インドから伝わる「性愛論書」と言われるものだ。本や映画や画集など、たくさんの学ぶための指南書が出ている。それだけ、関心が強い人が世の中には多いのだと思う。
エネルギーを高めたり、学んでいくうえで、「セクシャリティ」や「セクシャルエナジー」について無視することはできないと思う。私は、ずっとそのことに関心があった。死「タナトス」に惹かれる反面、「エロス」にも惹かれていた。
そのうちに、私は「タントラ」という瞑想をベースにしたワークショップに出会った。そこで学んだことは、自分の中にある力強く生きる喜び、根源に流れる愛、悦びを持って生きていくこと・・・・。
学びながら、歩みながら、楽しんだり、立ち止まったりしているうちに、taoの陰陽五行や指圧、気功や呼吸法をとりいれた「倭のタントラ」というメソッドに出会った。http://www.tantra-japan.com/
自分をそのままで受け入れ、相手をそのままに受け入れ、お互いに委ねたときにオーガズムと悦の世界に在る、宇宙の本質に触れられるために『倭のタントラ』がある。
どうしても、パートナーに愛してもらいたい、もっとこうしてもらいたいという我から逃れられない私にとって、どこまで行っても、自分を愛すること以外、道はないのだなと感じた。
このメソッドの中で大切にしているのが、「ブランコの法則」 ブランコにのった相手をフォローする時、押して、少しひいて相手を迎えいれて、また押してを繰り返す。
必ず相手に愛を差し出しても、それと同時に愛を自分の中に迎えいれること。
それらの繰り返しを、ただひたすらしていくことなのかもしれないなと思った。
相手への自己犠牲を払う関係性に気付きながらも、どうすることもできなくて、自分を愛するということが足りなかった昔の私。
その私に、大いなる敬意を払い、循環する愛のエネルギーの中にいる私へとシフトチェンジしていく。
自分を慈しむことから、人間本来の人々がもつ慈愛や慈悲に寄りそう世界を映しだしたい。
尊敬する『倭のタントラ』のShinzo&Asami さんたち
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