2015年8月19日水曜日

タントラから自分を愛することを学ぶ ②火のエレメンツ

目黒の学芸大学でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースの日々のあれやこれや



倭のタントラワークショップの構成要素で、欠かせないのが陰陽五行の考え方だ。チネイザンを学ぶ中でも、陰陽五行の考え方は要となるのだけれど、Shinzoさんのレクチャーは分かりやすくて、面白かった。

Shinzoさんは、季節や1日の時間、人を観るうえで、この五行の教えが全て入っていて、それらを活かしているのが面白い。学びを得てから私自身が変わったのが、その人を観る時に、5行のどの要素が強いのかをみるようになったことだ。

5行というのは、体のはたらきを5つの木火土金水のエレメンツに分類したものを示し、それらが互いに補いあったり、抑制したりする性質があるということ。

これらは、それぞれ一人の体の中に存在するなくてはならないものであるが、人によっては、そのエレメンツが強かったり、弱かったりする。

自分の性質をみた時に、自分では意外と思ったが、「火」の要素が強かった。火は燃え上がりやすく、またどんどんと広がる性質がある。キャンプファイヤーなどの中心となり、熱心なリーダーシップをとったり、または感情的になり、感情のコントロールが難しかったりする。

そして、火は季節でいうと、まさに夏。火が熱を持ち、とくに太陽が出ている昼間は熱中症になる人達がいるのは、御存知の通り。火の性質が強い私にとって、今の灼熱の昼間に自転車にのって訪問に行く仕事は、正直きつい。

火が強すぎてしまうからだ。火は臓器で示すと「心臓」であり、循環器系の働きを司る。連携先のスタッフが、この暑い中を、テニスをやり過ぎて、心筋梗塞で倒れたという話を聞いた。今の時期は、本当に心臓に負担をかけるようなことは、まさに too much で、気を付けた方がよい。

火は水をかければ消えてしまうように、火が強すぎる場合には、やはり「水」のエレメンツを補ってあげればいいのだ。


パートナーと喧嘩したり、仕事でいらついたりすると、気持ちが高ぶって眠れずに、この燃え盛る気持ちをどうしたらいいのか、よく四苦八苦していた。

そんな時自然とプールに行って、ただひたすら泳いだり、お風呂に入ったり、銭湯に行って水風呂に入っていた。何か流れる水にあたったり、燃え盛る火を打ち消すような静けさを求めていた。
まさに、理にかなっていた行動だったのだと振り返る。

舌と心臓は繋がりがあるということで、ヨガのポーズでライオンのポーズを想いだした。

ライオンのポーズは、あかんべーのように、目を見開いて、舌をおもいっきり出すポーズ。
夏にはこの体操がいいよ~と、本日訪問看護に行った際に利用者さんに教えると、
笑いころげてやってもらえなかった。

「そんな面白い顔・・・・私にはできないわよ」
そそそそ、そんなに面白いかな。

ライオンじゃないけれど、「一〇〇〇〇〇〇回いきたねこ」を先生として

【ライオンのポーズ】
①イスに座ったまま目を閉じて下を向き、リラックスして、深くひと息吐く

②ゆっくり大きく息を吸い込みながら、顔を上にあげる。胸を少し張るような気持ちで

③顔全体の筋肉を使って大きく息を吐く。舌を想い切りだし、目は大きく開いて目線は上に
(あかんべーするイメージで)

☆☆☆☆
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