2014年8月14日木曜日

チネイザンプラクティショナーへの道 その④ ( タイマッサージ編)

私は、これまで数多くのマッサージを習ってきた。

インドでは、インド人にアユールヴェーダマッサージを習い、日本においても指圧、アロマオイルマッサージ、様々なことを学んできた。

どれも、それなりにその時は出来たのだけれど、する相手がいないのでスルリスルリとテクニックは自分の手から滑り落ちていくような気がした。

だからこそ、チネイザンは本当に出来るようになりたいと真剣だった。

看護師として大切にしている視点は、病態を一つとして捉えず、全体を通してみること。
だから、ただお腹をもむのではなく、身体全体をほぐしながらチネイザンをしたかった。

チネイザンの合宿で出会えたタイマッサージの先生~清水マニさんに、タイマッサージを習えたら、
チネイザンの復習が出来るし、身体がほぐすことができるんじゃないかと考えた。

そんなわけで、私はチネイザンのセッションをこなすと共に、タイマッサージを習いに名古屋へ行った。

そもそもタイマッサージの中にも、チネイザンと似通ったお腹のマッサージもあるのだし、どちらも学ぶことで、より深いチネイザンができるのではないかと思った。

私はマニさんのセッションギバーの在り方に心底惚れている。何度となくレクチャーの中で伝えてくれる言葉を、セッションをする度に思いだす。

「自分がまずくつろぐこと。 自分の呼吸で整えていくこと。吐く息で、緊張を放していく。息をすう度にハートのスペースが拡がっていくのを感じて。その温かさをゆっくりと相手に伝えていく。

ゆっくりと触っていくことで、相手の体温と自分の体温が溶け合うのを感じて」


マニさんのタッチは、瞑想的で、静かで優しい・・・。



贅沢なことに、マニさんと奥様であるセピタさんの二人がほぼマンツーマンで教えてくれた。



タイマッサージが大好きで、タイで滞在した時には、毎日通い、いつかは習いたいと考えたいた私は、タイ人よりも上手で、なおかつタイマッサージを愛している二人から多くのことを学び得ることができて、本当に幸せだった。

しかしながら、レベルⅠ,Ⅱにわたる技の数の多さには本当に驚いた。
全部をやろうとするならば、5~6時間かかるだろう。

全てを完璧に覚えることはできないけれど、少しずつ少しずつ覚えていきたいと思った。タイマッサージができるようになるまでには、1000をこなさなくてはという格言?!があるらしい。

それを目指してみたいなと思う・・・・。






パートナーにタイマッサージをすると、「すごく上手になったね!」と褒められた。

一番愛する人が喜んでくれるマッサージができるのが、何よりもの力だと思う。


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