2014年8月13日水曜日

チネイザンプラクティショナーへの道 その③

100ケースをする為には、原則20人の人に5回セッションをしなくてはならず、周りにいるボディーワークをしている友人に声をかけた。身体に触れている人なら、色々なことをフィードバックしてくれるだろうと考えたから。

テルミーの治療をしている友人、フェイシャルをしている人、アロマテラピーをしている人、エネルギーワークをしている人・・・・・そのほか色々。

50ケースをやり終えるまでは、本当に必死だったと思う。

始めのうち、「痛い~!」と言われると、マゾっ気のある私は、嬉しくなってしまい、「痛みが良くなるよー!」と笑顔でその部分を攻め込んでいた。ああ、その時にマッサージをさせてもらった人に、本当に申し訳ない気持ちだ。

はじめに練習台になってくれた友人たちに心から感謝を述べたい。

練習を重ねると共に、タオイストジャパンでフォローアップ練習会を何度かしてくれたので、それに参加した。http://www.chineitsang-project.com/124811249312452124701253112539124731247912487124511246412523125401250365306124791252212459.html

熟練された技術を持つタリカが、気功のエクササイズを教えてくれながら、復習をすることができて、すごく有意義な時間だった。

タリカが、「自分の横隔膜を感じてみて・・・。人の身体に触れるのに、自分がきちんと感じられなかったら、エネルギーをそこに送れないんだよ」と言うように、自分の横隔膜に意識を向けた。

恥ずかしながら、自分の身体や人の横隔膜を意識することなどなかった。チネイザンをするまでは、身体をどこか平面的にしかみていなかったことに気付かされた。

確かにお腹が膨れているとか、硬いなとかはもちろんみるのだけれど、その奥にある臓器を感じるという意識すらなかったのだ。看護師として恥ずかしい限り・・・・・。

そのこと自体に気付けただけ、私にとってはチネイザンを学んだ価値があるなと思う。

手技も安定してきた頃、宇宙マッサージをするプリミ恥部さんとの出会いがあった。彼のマッサージは、本当に愛の状態になれるのだ。彼は、「エゴをなくすことです」とよく言っていたけれど、私はその人をなんとかしてあげたいというエゴだらけの状態だった。

そこから「マッサージはやっぱり愛だよね」ということ再認識した。だから、私が触れる身体の臓器が愛されて喜んでくれるようなチネイザンを目指そうと強く感じるようになった。

不思議となんとかしてあげようと思っていた時より、硬いお腹の人が緩んでくれるようになった気がした。

姑の介護の合間に、時計とにらめっこしながら100ケースに向かって、とにかく走り続けた。


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