2016年1月14日木曜日

満月の無極功 1月24日(日)開催

目黒の学芸大学駅周辺でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースのあれやこれや
朝陽が昇るころ、伊豆の温泉旅館の近くでどんと焼きが行われた。

実はごうごうと燃えさかる火をみて、お団子を焼くというのは、産まれてはじめてのことだった。
今年一年の無病息炎を祈るこのどんど焼きに参加できたのは、とても幸運だったと思う。


温泉に入ったり、火の美しさを眺めたり、
タオライアーの美しい調べをお腹に響かせたり、
1月はじまりの週末は身体と心に幸せなひと時をもたらした。
この伊豆で過ごした3日間は、まさに「セルフケアリトリート」で、天城流湯治法の身体をほぐして
ゆるめる技を学んだ。

終末期看護をして感じているのは、まずはセルフケア・・・・・
大好きな仕事をやり続けるためにも、必須だと思うし、
何より、癌になっていく人達をずっとみていて、自分の身体と心を愛していくことの大切さを
目の当たりにする。

病気になってしまった方に対して、健康が回復するようにケアをすることと、
病気にならないように、自分で自分の身体をケアする方法を身につけてほしい・・・
という願いから、セルフケアを学べるクラスを細々とやっていきたいと考えている。

3日坊主の私でもやり続けられている無極功は、そんなセルフケアにはとてもいい気功。

1月24日の今年はじめての満月に、自分の身体と向き合う身体ほぐしと、無極功のクラスを
開催する。

今回は私の大好きなカナちゃんの、心づくしのお弁当つきということで、一日身体と心がほっこりするクラスとなるだろうと思う。

ぜひ、ご興味ある方は参加されたし~!

1月24日(日)10時30分~17時30分
お申込みはこちらから


無極功は、こんな動き・・・・一番私に教えてくれたタリカ姉さんの動き



2016年1月7日木曜日

謹賀新年 一般社団法人街のイスキア 設立 1月7日

目黒の学芸大学駅周辺で気内臓療法(チネイザン)をしているホリスティックナースの日々のあれやこれや
謹賀新年 あけましておめでとうございます

またたくまのように2015年が終わり、2016年となりました。
去年出会ってくださった多くの方がたへのご縁に感謝いたします。
今年もなにとぞよろしくお願いいたします。

1月7日は亡き義母である淑子さんのお誕生日。
私がお義母さんとお誕生日をお祝いできたのは、数えきれないほどでしたが、最後のお誕生日は
忘れもしない、アイスクリームのケーキで、喜んでろうそくを吹き消してくれたのがよい想いでと
して残っています。

3年ほど前のことでしょうか、夫が「いつか麗子と仕事がしたい」と言うようになり、
私が在宅看護に興味があるということから、二人で会社を立ち上げようということを
密かに計画していました。

お義母さんが、生前ずっと言っていた「家で死にたい」という願いをかなえられたことから、お義母さんのような想いをもつ人を支えたいという想いが強くなりました。

夫は「自分たちの事業は、失敗から事業を起こすのではなく、最高の看取りをできたという体験からはじめることができるのは強みだよね」と話すのですが、本当にその通りだと思っています。

森のイスキアの活動を続けてきた著書「おむすびの祈り」で有名な佐藤初女氏から、名前の使用の
許可を得て「街のイスキア訪問看護ステーション」を今春に立ち上げます。

それに先駆けて 2016年 1月7日 一般社団法人 街のイスキア を設立いたしました。

あまり考えていなかったのですが、この日は一粒万倍の日で、たった一粒のもみが、万倍にも実る日で『手元にあるものがわずかでも、何倍にも膨らむ』とされている日だったのでした。

街のイスキアの理念にあります

「一人一人の出会いを大切にし
 ひとつひとつのことを大切にする
 食を大切にする          」ことから、多くの人と喜びを分かち合えるのではないかと思っております。

少しずつ私たちの活動を応援してくれている人が増えてくださっています。
本当にありがたいことです。一人ではできることが限られています。

どうぞ街のイスキアを末永く見守っていてください。

☆☆☆☆

2016年のメメント・モリ(死を想え)の活動は、1月22日よりさろん 楓で行います。
詳しくはさろん 楓さん⇒http://www.salon-fu.net/contents_416.html

健やかな体と心のために無極功クラスは、1月24日より目黒の某所で行います。




2015年11月25日水曜日

30年のピアノと20年の私

目黒の学芸大学駅近くでチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースのあれやこれや

先日ピアニスト小山実椎恵さんの演奏を聴きに行った。彼女がデビューしてから、なんと30年!見た目には若いけれど、チャイコフスキー国際コンクールと、ショパン国際コンクールの二大コンクールに入賞した日本人で唯一のピアニストという経歴をもつ。

今回のプログラムに惹かれたのは、愛してやまない国民的人気漫画の「のだめカンタービレ」に登場する「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」https://www.youtube.com/watch?v=Vkf-z5rt6e8と、「ショパン ピアノ協奏曲第1番」https://www.youtube.com/watch?v=O0X8LiVrRSIをするからだった。

新潟の長岡に住んでいた時に、長岡震災に出会い、気持ち的に落ち込んで持ちあがらない時に、助けられたのが「のだめ」だった。何度も漫画を読み返し、励まされた。笑い、音楽を聴いて幸せになった。

のだめの、どんなに逃げ出したくなっても、音楽から逃げないで少しずつ前へ進んでいく姿に、勇気をもらったのだ。

だから、落ち込んだり、前向きになれない時には、ただひたすらのだめのドラマや、映画のDVDをみた。

その大好きな二曲を一回でやるというコンサートがあると聞いて、これは絶対に行かねば!という想いで、チケットをとった。

30年の記念すべきコンサートを、華やかな曲で共に演奏するのは、また彼女をとても大切にしている(と感じた)指揮者であった。彼女の音を引き出すように、オーケストラが支え、ピアノとオーケストラのハーモニーが素晴らしく、涙が止まらなかった。

コンサートに行く前に、以前勤めていたスタッフが出てきて、みんなで輪になって踊る夢をみた。
夢の中で、人生においていいチームで一緒に働くことができたってことが、どれだけ大きく影響があるかということを感じた。

私の人生の中で、そのような素晴らしいチームで働けたこと、心から嬉しくおもっているんだ・・・と感じた。

これから道を歩んでいく中で、オーケストラを奏でる指揮者のように、いいチームを指揮できたらいいなと、コンサートを聴きながら思った。

30年弾き続けるピアニストのピアノを聴きながら、来年でナースになって20年となる私は、これから新しいチーム形成のために動き出すことを心に決めた。


自分の人生に延命治療的な処置を続けることなく、自分の想い描く世界へ向かって歩んでいこうと思う。


来年の5月にいよいよホリスティックナースによる医療(cure)と癒し(healing)を提供する事業を立ち上げます!


29日は無極功のクラス開催です。参加者受けつけ中http://www.reservestock.jp/events/92174


2015年11月20日金曜日

スターウオーズに学ぶ~腎臓と肝臓の関係

目黒の学芸大学駅周辺でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースの日々のあれやこれや
starwarsに似せられた酒屋で売っていた「start beers」


「STAR WARS 7」の公開が間近となり、旦那さんのテンションが一気にあがっている中、1からビデオを観せられることに(ほぼ強制)

ヨーダが言っている言葉に、思わずメモをしてしまった。

『恐れは、ダークサイドに通じる

恐れは怒りに 怒りは憎しみに

憎しみは苦痛へ』

いかにネガティブな感情が、肉体的にも精神的にも苦痛を強いられるのを、一言で表現したように感じた。

チネイザンでは、臓器がもつ様々な感情をリリースしていくことにも効果的だといえる。

腎臓の本来のエネルギーは「優しさ」であるのに対し、ネガティブな感情は「恐れ」であり、

肝臓の本来のエネルギーは同じようであるが「親切」であるのに対して、ネガティブな感情は「怒り」とされる。

そして、この臓器は密接に関わりあっているので、腎臓が弱れば、肝臓も弱る。

ネガティブな感情が臓器に蓄積されると、触れると痛かったり、硬かったり、エネルギーがブロックされているのを感じる。

まさに、ヨーダの言うように、恐れを抱くことで、腎臓が弱り、その影響を受けて、怒りのエネルギーが、肝臓を痛めるように聞こえてくる。

アメリカで活躍する鍼灸師の先生にお会いした。
先生は、脈診で、私の弱っているところを指摘してくれたのだけれど、

「肝臓がなんだかストレス抱えてるって言ってるな~。

腎臓がうまく老廃物のフィルター機能が動いてないから、そこから肝臓に負担がきているんだな」と言われた。

恐れと怒りが自分の中に溜めこんでいたのかもしれないな~と自覚せざるを得なかった。

先生が刺激してくれた治療のおかげか、その日は旦那さんに浮き上がってきた怒りを、どうにもこうにも抑えられなくなって、ぶつけてしまった。

そして、ひまし油シップで肝臓の解毒を応援するようにした。
それから、ちょっと元気になって、前向きになってきた。

本当、臓器は素直だったりする。

でも、気付けば手放すことができる。

こうやって、臓器の声に耳を傾けることができるようになったことが、楽しかったりする。

無極功のティーチャークラスでも、アンディ先生が、腎臓をいたわるエクササイズをよく紹介してくれていたのが懐かしい。臓器に笑いかけてと。

☆☆☆☆
そんなエクササイズも交えて、29日は無極功の練気功会をします。
まだお申込み受けつけております

http://www.reservestock.jp/page/event_calendar/5197

チネイザン施術も受けつけ中

2015年11月16日月曜日

キャパシター ~こころとからだのケア体操を学ぶ

目黒の学芸大学駅周辺でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースのあれやこれや
capacitar創設者 パトリシア・ケイン先生

緩和ケアに従事していて、大切にしていたものの一つに、残された家族へのグリーフケアがある。愛する者をもしくは、憎しみを抱いていた家族やパートナーを失った時、人は、悲嘆のプロセスをたどる。その人それぞれの歩みで。

病院でできたことはと言えば、1年に一度の遺族会や、月に一度カウンセラーの先生がしている家族会でのフォロー。その会に来ない、来れない人はどうやって過ごしているのかとふと気にすることが多々あった。

私にとっては、素晴らしい看取りだったと思う人に対しても、家族は様々な感情を抱いている。後悔だったり、嘆きだったり。

何年経っても忘れられない言葉の中に、
「私の想いは誰に言ったらいいの?前は病院に来れたのに。でも今はそうではないでしょう?」と。

そう。亡くなった人の想いでを語らう場所は、なかなか見当たらないものだ。

そして、訪問看護を行っていて感じたのは、残されゆく家族は、大きな二つのグリーフを体験するのだということ。

毎日のように来てくれる私達訪問看護師、医師、ヘルパーさんや、その他在宅をとりまくサポートする人達が、家族が亡くなることで、パタリと来なくなる。

そして、一生懸命介護していた家族が亡くなる。自分の役割も失う。

多くの喪失がやってくるのだと感じた。

それを支えていくためには、在宅でのグリーフケアの充実は欠かせないと思っている。

そんなグリーフケアにかじりついていたところ、グリーフケアの教育や普及活動に尽力をつくす
リヴオンhttp://www.live-on.me/のてるみんが、キャパシターというツールを紹介していた。

これは、と思い参加してみると、簡単な気功や、太極拳のような動き、呼吸法や、EFT(感情開放タッピング)を取り入れた一連のエクササイズだった。

創設者のパトリシア先生が、27年前からトラウマや身体の痛みを解放する方法として、世界各国に紹介しているこのツールは、とてもシンプルで効果のあるものだ。http://capacitarjapan.weebly.com/1246112515124971247112479125401239212399.html

セルフケアの一つとしてやり続けていた気功や、ヨガ、呼吸法などを取り入れていくことはできないのかと思っていたところ、もうすでにやっている人がいたということに驚いた!

しかも、私が一番孤独で苦しんでいるときに、助けになったEFTも取り入れていたことには、さすがと想った。
EFTとは、顔のポイントをトントンと優しくタッピングしていて、凝り固まった感情を流していくものなのだけれど、泣きながら、トントンと顔を叩いていたことを思い出す。

参加していた方は、かなりヘビーなトラウマや、感情を抱えていたのだけれど、終了後には頬を赤らめ、気持ちが軽くなったと笑顔で帰られていくのが印象的だった。

やっぱり、トラウマや、感情のしこりやもつれは、身体を通して流していくしかないのだろうと再確認した。

シンプルで、誰もが続けられるものというのが何よりだと思う。
今始めれば、あっという間に10年なんて経ってしまう。

これから、よりよく人生を生きていくうえで、失ったものに執着せずに、今この時に感謝しながら生きていくうえで、身体とこころに癒しをもたらすツールは絶対的に必要だと思う。

キャパシターもこれから、続けていきたいなと思う。


そして、無極功をなぜ自分が習ったかの一つの理由を思い出した。それは、寝ている人や病気の人でも気功ができると言われたこと。目を閉じてイメージしながら行うことでも、よいんだ?!と想ったのが、はじめたきっかけだ。

どんな人でも続けられるシンプルなものが、一番いいと思う。


☆☆☆☆
無極功の連功会は11月29日(日)です。http://www.reservestock.jp/events/92174
お時間のある方は、ぜひご参加ください!


2015年11月15日日曜日

チネイザンの面白さ

目黒の学芸大学駅周辺でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースのあれやこれや
今日は、いわゆるウンチの話なので、お食事をされている方はあとで読んでほしい。。。。。


訪問看護の利用者さんのケアをする際に、活用しているのが、チネイザンの技。
お年寄りは、ほとんどの方が便秘になってしまう。理由はたくさんだけれど、ほとんど動かなくなってしまうというのが、大きいように思う。

下剤を飲みながら、何とかお通じの調整をする。それでも、腹圧をうまくかけられないので、こちらから機械的に浣腸をしたり、指を入れて出すのを手伝うことをする。

しかし、お腹を優しくもんであげると、お腹が動き出し、大きなおならをして、うまくいくと、その場ですぐにウンチが出てくることがある。

これは、私も看護師人生において、ガッツポーズをとりたくなるくらい、嬉しいことなのだ。
だって、私の二本の手だけで、ウンチがでるのだから。しかも、薬を使わないでも!

だから、ウンチをするってすごい大変なことになってくる。

ウンチが毎日出てすっきりするほど、素晴らしいことはないというぐらい、素敵なことだと思っている。

私もしかり、便秘になりやすく、クライアントさんも
「なかなかウンチが出ない」という言葉がよく聞かれる。
チネイザンは、根本的な解決には至ることができなくとも、滞っている流れを推し進めてあげる働きはあるのかなと認識している。
クライアントさんも、チネイザンの後には、ウンチが出ました~と報告してくれるのが、嬉しかったりする。

先日、チネイザンの大先輩であるタリカのチネイザンを受けてきた。http://www.taoalchemia.com/

自分のお腹の滞りに、光をあててくれるように、深く気を入れてくれるようで、時折、なんともいえない痛みや、至福の時を感じながらセッションを受けた。


終わったあとの安堵な柔らかいお腹と、緩んだ足。(チネイザンは腹部の深層筋や、リンパや血管にまで働きかけるので、下肢のむくみにまで影響を与える)

まさにほわわわわ~という感覚になって、帰るのだけれど、帰り路の途中、すぐに便意を催した。

「さすが!タリカ様」と思いながら、眠りにつくと、とても深い眠りにつけて9時間も眠った。

朝になると、またさらにウンチさんがどっさり出て、トイレの中でも

「さすが!タリカ様!」とつぶやく。

チネイザン・・・・本当面白い。

お腹をもんでもらうって、本当に素晴らしいのですよ。この体験をしたい方はぜひ、味わっていて欲しい~。

今月のセッション予約可能な日時
 ⇒23日14時~、27日10時半~、16時~、28日10時半~

29日は無極功の連功会
⇒詳しくはhttp://chineizan-premdeva.blogspot.jp/2015/11/wuji-gong.html

2015年11月10日火曜日

愛されていることを素直に受けれ入れること

目黒区の学芸大学駅周辺でチネイザン(気内臓療法)をしているホリスティックナースのあれやこれや

とある介護事業所に行って、利用者さんとスタッフとの会話からふと気付かされた雨の日の今日。

利用者さんのふと何気に言われた「ここはね、運動とマッサージをしてくれるからよくてね。マッサージが気持ちよくて。ありがたいと思ってるんだよ」という言葉を、スタッフの人にお伝えすると、

「いやいや、まだまだだって思ってるんで。申し訳ない気持ちなんですよ~」の一点張り。

私が、「でもすごく雰囲気がよくて、他の方からも、ここが楽しみでしかたないって言われる方もいるし、何よりも皆さん笑顔じゃないですか」とさらにお伝えしても、反応は同じだった。自分たちの評価が低くてということを繰り返される。

私がスタッフの方に共感できていなかったかもしれないけれど、どうして人は素直に褒められたり、喜ばれたりすることを、しっかり受け止めないのだろうと感じてしまった。
せっかく、愛してくれているのに!なんてもったいない!!!!!!

自分に向けられた愛や優しさを、人は受け入れられずに、「申し訳ない」「何かお返しをしなくては」と言ったことをよく言うのを目にする。


私自身も、
「いやいや、まだまだなんで。私なんて、全然なんで。色々これから学びを深めないと」と、ついつい思っていたし、てれてうまく受取れていないと思うことがしばしばあった。

フェミニンプレゼンスで学んだことの一つに、賞賛を受取るということがあり、そのことを意識するようになった。自分に向けられる賞賛の言葉や、まなざしを、ただだまって受け入れる。簡単なようで、はじめのころは難しかった。

奉仕の性質から、誰かに何かをすることは好きだけれど、山や植物や、誰かが私に愛を贈ってくれているのに、素直に受け入れられていなかったんだな~と気付いて、少しずつ少しずつ受け入れることができてきたんじゃないかと思う。

ふと今日気付いたのだけれど、やっぱり自分自身が、自分のことを認めていないと、この賞賛を受取るのは難しいということ。

自分を許していない人が、人に本当にゆるすことができるのか・・・・そんなことを想った。

世界がどん底のように見えたとしても、ふと気付けば大いなる宇宙が、誰かが愛していることにふと気付く時、それを素直に受け入れられる自分でいたいなと思う。

11月29日(日)無極功のクラスを行います。詳しくは⇒http://www.reservestock.jp/events/92174

チネイザン・レインドロップセッションも受けつけ中